悪気のない漬物

よく牛丼屋、うどん屋、中華料理店等が集まった
モール?がある。
そこに最近ラーメン屋ができた。
まず店に入ると、店員が喋っていて気が付かない。
しばらく待って、ようやく気が付き
案内され、注文するが、
なかなか出てこない。

ようやく来たと思ったら、
これがまずい。

無理に食べて会計に行くと、
店員が来ない。

ぺちゃくちゃ喋ってる。

おいおい。好い加減にしろよ。
翌日、下にある定食屋に入る。
お好きな席へどうぞ!
明るい店員の声。

ラーメン屋と違っていい店そうだ。
好きな席に座ろうとすると、
そっちよりこっちの方がいいですよ。
と、厨房に近いカウンター席に座らされる。

厨房で何やら、店長とバイトが揉め始める。
マグロ丼を頼んだのに、
マグロ丼とライスが出される。
店長厨房でバイト叱る。

わさびを出したか?
と店長、バイトに聞く。

出してません。

馬鹿野郎。早く出しに行け。

バイトがわさびをもってきて詫びる。
詫びた後、すみませんと店長やってきて、
まあどうぞ。好きなだけ漬物食べてください。
まあまあどうぞどうぞ。
勝手に皿に盛りはじめ、
食べたくもない漬物を強要される。
ちょうどいい店ないのかね。
ただ、悪気のない漬物よ、
お前は悪くないぜ。