黒船100円LAWSON

ひとつ向こうの駅の周辺は

いくつかの小さな商店が

平和に、穏やかに、にこやかに

お店をやっていた。

先月、その町に異変が起こった。

なんと、

100円LOWSONがやってきたのであった。

黒船がやってきた!

魔物がやってきた!

俺たちの生活はどうなるんだ!

あー恐ろしい。

そんな声が聞こえてきそうな勢いだった。

そして競争が始まった。

平和だった町は、

今や戦場。

穏やかだった顔の眉間にシワが寄り始め、

にこやかだった表情が、

鬼の形相に変わる。

鬼が棲み付く町が誕生したのであった。

その町を生んだのは

100円LOWSON。

恐るべし。

明日も行きます。