積雪 オカマサ日記 2011.12.25 実家の方は雪が積もって大変なようだ。 寒い地域で育ち、 しもやけは絶えず、 リンゴ病のようなほっぺたをし、 色白で貧弱だった幼少の頃、 雪が好きだった。 雪が積もった日の夜に、 家をこっそり抜け出して、 誰の足跡も付いてない雪の上に 自分の足跡をつけて、 静まり返った町を一人歩くのが好きだった。 雪が積もった町は 穏やかで ひっそりと静かで 雪を踏む自分の足音しか聞こえない。 そんな雪の日が好きだった。 あの雪の日よ、永遠に。 関連